未来の働き方クエスト

about 「さぁ、これからの”働き方”を探そう。」

現代と時代の移り変わりと共に変化してきた価値観。
テクノロジーの進化や社会背景によって働き方や常識も大きく変わってきた。
昔思い描いていた働き方の理想は、今どうなっているだろう。
これからの未来はどうなっていくだろう。

過去を振り返り、未来を想像(創造)していこう。

動画のあらすじ

中小企業の社長村田は、現代の働き方やツールに馴染めずにいる日々。
ある日会社帰り、自身が20代の頃にやりこんでいたレトロゲームが目に留まる。懐かしい気持ちでゲームを始めるが、気が付くとあの頃にタイムスリップしてしまっていた。
そこで村田が目にしたものとは。

”働き方”を振り返り未来を見つめる男の物語。

昭和

高度経済成長期で日本が好景気に沸いた時代

1983

《家族サービス》という言葉が誕生!

東京ディズニーランド開園

テーマパークが家族全員が楽しめる場所として認識されるようになり家族の在り方に影響を与えた。

1985

外出先でもリアルタイムでの意思決定が可能に!

携帯電話の元祖が登場

NTT、最初のハンディタイプ携帯電話機「ショルダーホン」発売。高級品で誰もが手を出せるものではなかったが、会社経営者や工事現場担当者など仕事で電話がかかせない人々にとっては画期的であった。

1986

採用や昇進、昇給においても男女平等へ!

「男は仕事・女は家庭」の考えを見直し

「男女雇用機会均等法」施行。企業の事業主が募集・採用や配置・昇進・福利厚生、定年・退職・解雇にあたり、性別を理由にした差別を禁止することなどを定めた。

1987

法定労働時間が短縮されたことでプライベート時間の充実へ!

法定労働時間が従来の週48時間から週40時間へ

法定労働時間が大幅に短縮され、このあとの「バブル景気終焉(1992年頃)」までは、就業者一人当たりの週間労働時間は平均47時間。業務の効率化や生産性向上が求められるようになった。

平成

脱昭和の働き方を模索した時代

1991

当たり前だった終身雇用は崩れ不安定に。
社員は雇用リスクを意識。

バブル経済の崩壊

1980年代後半にピークを迎えたバブル経済が1991年頃に崩壊し、土地や株式の価格が急落。これにより、日本は「失われた20年」と呼ばれる経済停滞の時代に突入し、企業の倒産や失業者の増加が問題となった。

1992

東海道新幹線新幹線『のぞみ』運行開始

東京と新大阪間の移動時間が大幅に短縮され、ビジネスや観光の利便性が向上。

1995

多くの若者が就職難に。
企業はコスト削減を求め非正規雇用が増加。

就職氷河期の到来

求人の減少で就職活動が非常に困難になる。多くの若者がパートタイムや契約社員、派遣社員などの非正規雇用で働き始め、正社員になれないままキャリアをスタート。働き方に対する考え方が大きく変わるきっかけとなった。

ビジネスはアナログからデジタルへ。
世界中とリアルタイムにつながることが可能に。

インターネットが急速に発達

Windows95が発売され、1990年代後半にはインターネットが急速に普及し始めた。メールやウェブサイトを活用したビジネス交流が増え、これまでのFAXや電話中心の業務スタイルが変わり始めた。

1990年代後期ー

2000年代初頭

”女子高生ブーム”により「ギャル⽂化」が乱⽴

女子高生をターゲットにしたファッションや音楽、雑誌などのメディアが急増し、企業も彼女たちの嗜好やトレンドに合わせマーケティング戦略や広告、プロモーションを展開するようになった。

1998

パソコンがビジネスから⽣活の⼀部へ

各種OSの登場により家庭にも広く普及。

Windows 98の誕生により、PCはさらにエンドユーザに扱いやすく職場や家庭に普及した。また、iMacの色の特徴である半透明のデザインコンセプトは、家電業界や文具等のデザインにも影響を与えた。

1999

必要な情報をいつでもどこでも瞬時に検索可能に。
モバイル黎明期へ。

iモードの誕⽣で携帯電話の所持が⼀般化

NTTドコモが提供を開始した携帯電話向けのインターネット接続サービス『iモード』。メールやウェブ閲覧が可能で、携帯電話の利用を一変させ、日本のモバイルインターネットの先駆けとなった。

2005

デジタル環境の普及により個⼈情報の取扱いが厳格化。
企業はデジタルセキュリティの強化へ。

「個⼈情報保護法」施⾏

個人情報の取り扱いを規制し、個人の権利や利益を保護することを目的としている。企業や団体には情報管理の義務があり、罰則の強化されたことにより、個人情報の不適切な取り扱いに対する抑止力が高まった。

2008

国⺠の⾦融リテラシーが⼀気に向上。
リスク管理の重要性を再認識。

リーマンショックにより世界的⾦融危機

世界的に経済は低迷し、サブプライムローン問題が引き金となり株価暴落や失業率の増加を引き起こした。日本でも100万人以上が職を失う歴史的出来事。

2011

東北地⽅太平洋沖地震「東⽇本⼤震災」

災害時の影響で、企業は従業員の安全を考慮する動きから、リモートワークの導入が急速に加速し、働く場所の柔軟性がUP。

2012

東京スカイツリー開業

東京の新たな観光名所としてインバウンド増加に寄与。”爆買い が話題に。

2013

より良い労働環境を求め”転職”が⼀般的なものに

流⾏語に「ブラック企業」がノミネート

過重労働やハラスメントなどの労働環境問題が浮き彫りになり、これまでがむしゃらに働いてきた昭和とは違い、社員に⼤きな負担を強いる働き⽅を⾒直すきっかけとなった。

2017

短時間で効率的に働くことを社会全体で推進

プレミアムフライデーの導⼊推奨の動き

毎⽉の⽉末⾦曜⽇に、買い物、外⾷、旅⾏等、⽇常よりちょっと豊かな時間を過ごし、働き⽅や⽣活の質の⾒直しを図るために導⼊された。

令和

⾃ら働き⽅を選ぶ時代

2019

『⼦育ては⺟親』から『⽗親』も育休をとる時代へと意識改⾰

『働き⽅改⾰関連法』施⾏

少⼦⾼齢化に⻭⽌めをかけ、また誰もが家庭で、職場で、地域で、⽣きがいを持って、充実した⽣活を送ることができる社会の実現を⽬指し施⾏。フレックスタイム制、テレワーク、副業・兼業などが推進され、フリーランスという働き⽅も注⽬され始めた。

2020

環境問題に社会全体で取組みへ

ビニール袋の有料化

地球温暖化など環境問題への関⼼が⾼まり、プラスチ ック袋の使⽤削減を⽬的としたエコバッグの普及。

2020

テレワーク化が進み、
時間や場所の制約を受けない働き⽅が可能に!

世界中で新型コロナウィルスが猛威をふるう

2020年1⽉に国内で新型コロナウイルスが確認され、感染拡⼤に伴い4⽉に緊急事態宣⾔が発令。経済活動が制限され、消費⾏動が抑制された。GDPは⼤幅に減少し、⾮正規雇⽤や労働時間・賃⾦も低下。学校へのタブレット導⼊も急激に加速。

現代

柔軟性と多様性
⼀⼈ひとりが⽬的に応じて出社と在宅勤務を⾃律的に使い分けるハイブリッドモデルな働き⽅や、⼀つの職場に依存せず副業を持つようになるなど、柔軟で多様な働き⽅が受け⼊れられてきている。
テクノロジーの活⽤
AIツールが業務⾃動化や効率化を実現。データ分析、レポート作成、顧客対応などの作業が迅速に⾏えるようになることで、従業員はより創造的で戦略的な業務に集中できるようになった。
持続可能性と社会的責任
企業はサステナビリティに対する取り組みや、従業員の健康や働きがいを重要視するようになり、働き⽅やビジネスモデルに反映されてきている。

「企業に所属する」
「⾃分の好きなように働く」
時代と共に働き⽅も多様化へ。
あなたはどんな働き⽅を未来へつなぎますか?

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